CorporationとCooperation〜語源を考えれば迷わずスッキリ〜
CorporationとCooperation。
意味は、
"Corporation"=「会社、企業」
"Cooperation"=「協力」
となりますが、どっちがどっちだかわからなくなった経験はありませんか?
カタカナにするとどちらも「コーポレーション」となりますので、私は受験時代にいつもどっちがどっちだからわからなくなっていた記憶があります(汗)。
でも、語源と単語の成り立ちを考えることで、スッキリ違いを理解することができます!
Corporationは、"Corpor(a)"+"(a)tion"と分けることができます。
"corpor"は「体」を意味するラテン語からきています。
そのため、「〜すること、もの」という意味の"tion"とあわせることでいわば「体をなすもの」といった意味になります。
企業というものを考えた時に、「様々な部署が各々の役割を果たし、全体で体をなしているもの」と考えることができます。(様々な部署が、体の器官に対応すると思います。)
それゆえに、企業を意味するCorporationが「体」という意味から成っていることも納得できるのではないでしょうか。
一方、Cooperationは、"Co"+"operation"と分けられます。
"Operation"「運転、操業、(いわゆる)オペレーション」という意味ですね。
(ここでは自体の成り立ちには立ち入らないこととしましょう。)
"Co"は、「一緒に、共に」という意味の接頭辞なので、Cooperationは、「一緒にオペレーションを行う」という意味になります。
まとめると、
"Corporation"=「体をなすもの」=「会社、企業」
"Cooperation"=「一緒にオペレーションを行う」=「協力」
ということになります。
いかがでしょうか?
少しでももやもやが解消されるきっかけになってくれれば嬉しいです。
今回は以上です!
(参考文献:ジーニアス英和辞典)